女性だから、歴史の事もきちんと把握しておきたい

橋本大阪知事がツィッターで、沖縄の米軍問題について話をした結果、
世界中で大きな論議がなされています。
皆さんの中には、何が問題なのか上手く理解しきれないお話しかもしれません。

従軍慰安婦というのは、日中戦争や太平洋戦争中に朝鮮や日本から、
兵士相手に慰安所で性の相手となることを強要された女性たちの事です。

1991年に、韓国の元慰安婦が名乗りでた事から、一般にその存在が知られるようになりました。

1993年8月4日、当時の官房長官であった河野氏から、政府による慰安婦に関するコメントが出されました。
慰安所について、旧日本軍が直接あるいは間接に関与した事や、
募集で、甘言、強圧による強制があった事、官憲がこれに加担したこともあるなどです。

慰安婦の生活は、強制的な状況の下での痛ましいものだったなど。
これはいまだに、日韓両国間の大きな課題になっています。色んな文献を読むと、
確かに強制的に連行された女性もたくさんいますが、
家族の為に泣く泣くこの道を選ばざる得なかったといった戦争の悲惨な背景も見え隠れしています。

戦争は人の心を歪ませ、間違った事さえも正しいと思い込むようになります。
銃弾が飛び交う中に、温かな女性を求めて亡くなった人もいるかもしれません。
皆が皆鬼のように女性を乱暴に扱ったとあまり考えたくはないですが、
証言としては非常に悲惨な状態であったが為に女性蔑視であると多くのメディアが取り上げました。

今では世界がこの順軍慰安婦問題をどう解決するのか注目しています。
このようなデリケートな問題を、私達女性も知らないではすまされないと思うのです。


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